ブログ
2020.07.10
毎日よく降りますね 昨日は基礎補修屋でした
初めに この度の九州地方における豪雨災害により被災された皆様にはお見舞い申し上げます。また、不運にも亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈りいたします。
昨日の倉敷は小雨が降ったり止んだりと気になるほどの雨ではありませんでしたが、いつ激しく降りだすかわからない状況の中、大事なお家の基礎補修をやりました。
白蟻の被害は気にされますが、基礎のひび割れは大して気にされない方が多いのではないですか?基礎は家の要です!柱や壁も当然大事ですが、それらを支えているのは基礎なんです。
基礎コンクリートの外側にはモルタルを塗り化粧しますので、外からひび割れは見つけにくいです。そのため、当社のような白蟻防除関連会社が床下へ入り被害調査などした際に合わせてひび割れなど無いか点検もしています。
施工方法ですが、注入ドームを用いて〔自動式低圧樹脂注入工法〕と言い膨らんだゴム膜の復元力を利用してエポキシ樹脂をクラックに注入していきます。
金ブラシでコンクリートの表面をしっかり清掃し、埃やコンクリートカスを取り除き、エアーダスターなどで更にドームがしっかり接着できるよう下準備を行います。
グルーガンを用いて注入ドームを指定場所、指定数取り付けクラック全体を塞ぎます。
硬化するのを待って2液性エポキシ樹脂をクラック幅に合わせて低粘度、中粘度、高粘度と使い分けて注入していきます。
エポキシ樹脂がゆっくりと注入されていくと、ドームを中心にクラックに沿って黒い筋がはっきりとしてきます。確実に注入されている証です!
あとは硬化するのを待ってドームを撤去(床下の場合、大抵の場合撤去はしません)掘った土を埋め戻し整地して施工終了です。
最後に施主様にデジカメで撮影した施工写真を見てもらいながら説明し「これで地震が来ても大丈夫じゃな!」と安心していただきました
「うちの基礎もひび割れてるんだろうか?」「うちは大丈夫かな?」と気になったらお気軽にお電話下さい!
合計11カ所、所要時間約5時間の作業でした。